KIKKA PROJECT

平成25年(2013)10月、丸八製茶場は創業150周年を迎えました。
これを節目として、社員の成長、深化を目標とした社内事業に取り組みました。

秋の深まりを告げる菊の花のように、皆それぞれが小さく大きく花開くことを願って、「kikka(菊花)プロジェクト」と名づけられました。

150年をカタチに残すこと、これからにつなげていくこと。
そのために、社内式典・VTR制作、記念誌制作、ギャラリーでの企画展、棒茶席の開催という4企画をおこないました。
これらを進めるにあたり、皆が丸八そして棒茶について改めて深く考えることこそが、プロジェクトの意義。知識・考えを深め、交流を深め、次なる150年を目指していくのです。

プロジェクト内で制作したVTR(全5本シリーズ)を公開しています。

Kikka project #00 Trailer
これまでの歴史を基礎に、新しい前進を開始しています。
心より感謝をこめて。丸八製茶場の「これから」をご覧ください。
Kikka project #01 ROAST
初回は私たちの要であり、永遠のテーマである、「ROAST / 焙じる」です。
丸八の真骨頂はここにあります。
献上加賀棒茶は、「ほうじ茶」の価値観に一石を投じました。
そして、その価値を問い直すことを、これからも続けていきます。
200℃にも達する高温で、そして淡々と、今日も独特の芳香を引き出しています。
Kikka project #02 AROMA
「AROMA / 香り」は加賀棒茶にとって最大の特徴のひとつです。
その香りのメカニズムに、いよいよ化学のメスが…
そして、加賀棒茶は新しい確信を手に入れ、同時に香りの謎も深まるばかりなのです。
私たちの探究は続きますが、棒茶とは、実は非常に理にかなったものであることが分かったのです。
Kikka project #03 CUP
「CUP / うつわ」。
工芸作家の方は、その手から器を生み出すとき、いれるお茶や道具を使う人に思いを馳せてくださっています。
だからこそ、その道具や器そのものが人を魅了してやみません。
私たち丸八の茶房は、ギャラリーを併設しています。
その空間で、これまで多くの工芸作家の方たちと交流してきました。
金沢で作陶されている中田雄一氏もそのひとり。
常に思考は躍動しながら、黙々と土に向き合っています。そして、その大胆なお茶のいれ方にも注目です!
こんな方たちとの豊かな交流が、丸八に新たなインスピレーションを与え続けてくれています。
Kikka project #4 MAKE TEA
「MAKE TEA / 淹れる」。いよいよKikka project シリーズも完結です。
今日も誰かの手元で、おいしいお茶が、豊かな時間と人のつながりを作ってほしい。
これが、私たちの願いです。
そこで、「一杯の湯のみで簡単に本物のお茶のおいしさを」と作ったのが「加賀いろはシリーズ」です。
これもまた、ひとつの茶の湯。
そして、これから私たちに何ができるのか。
考え続け、その思いをお茶の香りに乗せて、お客様のもとにお届けできるよう、日々、研鑚を積んでいきます。